◆睡眠時無呼吸症候群とは────────── |
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睡眠中に断続的に無呼吸(10秒以上続く気流停止)を繰り返し、
その結果、日中の眠気など種々の症状を呈する疾患です。
ひどい場合には1分〜2分近くの無呼吸があったり、一晩に数
百回も無呼吸を繰り返す場合もあります。 |
◆スリープスプリント治療とは───────── |
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寝るときに下の顎をすこし前方に突き出させるように工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。この装置を入れることで、喉の気道(空気の通り道)がひろがって、いびきや無呼吸がなくなるのです。 |
正常な場合
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いびき症 |
肥満で大きくなった舌が気道を塞いでしまい、呼吸が妨げられています。 |
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スリープスプリントを入れると
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スリープスプリントは舌を持ち上げて気道を広げるので、呼吸しやすくなり、いびきをかかなくなります。 |
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◆スリープスプリント治療をうけいれられない人は───── |
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歯を固定限にするため、残っている歯が少ない人(上下で20本未満)や重度の歯周病の人にはできません。
また、いつも鼻が詰まっている人や神経質で寝つきの悪い人、重度の無呼吸障害の人のも利用できません。 このような方には別の方法が良いと思われますので、専門病院をご紹介します。
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